コンクリートをひとことで定義すれば「整備されたコンクリート製造設備をもつ工場で製造され、施工現場に配達されるフレッシュコンクリート」であり、商品として取り扱うフレッシュなコンクリートを生コンといいます。
一般に用いられているコンクリートは日本産業規格のJIS A 5308「レディーミクストコンクリート」に基づいて製造されており、ほとんどのコンクリートが、このJIS規格により行われている。コンクリート工場では、原材料の受入・保管、製造、運搬の各工程で厳密な管理を行い、購入者の要求を満たす品質のコンクリートを安定供給することを目指しています。
輸送係は、コンクリートは製造時の品質を確保するために撹拌しながら運搬できる特殊なミキサー車によって工事現場に運搬します。安全かつ正確に輸送し会社の顔として現場にコンクリートを納入する重要な役割を担っています。長岡市内を中心に輸送しています。
技術係は、工場が受入れる原材料(コンクリートに使用する各材料)の各種試験を定期的に行い品質確保に努めています。現場では、納入されたコンクリートの品質を、JIS規格に基づいて試験を行い、製造したコンクリートがJIS規格を満足しているか判定する作業を行っています。
コンクリートはセメント、水、砂、砂利などの原材料の量を正確に計量して、ミキサによって練混ぜることにより製造される商品です。こうした作業はコンピュータが管理する全自動生産システムで行われていて、製造係はモニターなどでコンクリートの品質や製造設備などの保守・点検作業を行っています。